『世の中には能力の安売りをしている人が多い』
『世の中には能力の安売りをしている人が多い』
というテーマで今回はお話していきたいと思います。
先日、お店にこんな女性のお客様が来られました。
・年齢 40代前半。
・見た目はとても美人で、同性である女性からも、あの人は美人だと褒められスタイルもよく愛想も良い。
・お話しされる時は、とても聞き上手で、20代の若い子から中年の方まで周りからもとても評判が良く、カウンターの中から見ていて感心する程、相手の話を引き出すことが上手である。
・過去に夜のお仕事を経験したことがあるらしく、当時は売れっ子だったらしい。
・売れっ子だったと本人の口から言われても、疑うことがないくらい女性としてのステータスは高い人物である。
・離婚していて、シングルマザーであるが、子供は既に大学生で家にはいない。
・現在は、時給950円で週6回、朝9:00~18:00まで、事務と接客のお仕事をしている。
ザッと書いてみるとこんな感じなのですが、この女性の説明を見て違和感を感じた人は何人もいるのではないでしょうか?
僕も思いました。
僕が感じたことを一言で表現するとすれば...
『勿体ない』
これに尽きます。
この女性は、何度もお店に来てくれているので、僕自身、何度も会わせていただいているのですが、本人に何度も会っているからこそ思います。
本当に勿体ない。
実際この女性は、今現在勤めているお仕事の給料には満足はしていない様です。
時間の拘束も長いのでプライベートの時間も少ないようです。
しかし、会社の社長には気に入られているらしくお客さんからの評価も高いらしく辞めるとは言いにくいみたいです。
また実際辞めたところで、次の仕事が見つかるかどうか不安なところもあるみたいです。
まぁ確かに気持ちはわかりますが『会社にうまいこと利用されているなぁ』と、いうのが僕の正直な感想です。
この女性程のステータスがあればもっとお金を稼げると思いますし、さすがに独立しろ とまでは言いませんが、40代でも働ける夜のお店なんてのは探せばいくらでも出てきますし、時給が上がればお給料が増えて、お給料が増えれば、心の余裕、時間の余裕も出てくると思います。
また、この女性自身も、もう一度、夜のお仕事の戻るということに対してはそこまで抵抗を感じていない様でした。
つまり前に踏み出せないんですね。
この前に踏み出せないというのは、本当に時間の無駄使いだと思います。
何も別に、がむしゃらに勢いだけでいけばいいなんて言っているわけではありません。
いつまでに仕事を探して、いつまでに仕事を辞めて、シフトはこういう形で組んで週〇回 働けば、いくら稼げるから、週に〇回は休みを取って、みたいな形で、予めしっかり計画を立てて、前に進んでいけば良いと思います。
もちろん今の現状に満足されているなら、必要のないことですが、今回、例に挙げた女性のように、前に踏み出すことを躊躇ってしまうことで、今回のテーマでも題している、能力の安売りをしている人が多くなっていると感じます。
今一度、自分の能力というものを見直してみてはいかがでしょうか?
何か変わるかもしれませんね。
以上
「世の中には能力の安売りをしている人が多い」
でした。
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