品があると言われる人の特徴、共通点
今回のテーマは
「品があると言われる人の特徴、共通点」
と、いう内容でお話をさせてもらいたいと思います。
人間は社会性のある生き物です。
他者との交流なしでは、なかなかうまく生きていくことはできません。
そんな中で、「この人は品がある」と思われることは、他者からの好意、評価や信頼を得るうえでとても重要なことです。
あなたの周りにも、「この人は品があるなぁ。」と思える人がいるのではないでしょうか。
彼・彼女らは、いったい何が違うから品があるように見えるのでしょうか?
今回は、品があると言われる人の特徴を挙げてみます。
あなたも品のある人と思われるよう、さっそく見ていきましょう。
今回はテーマに沿って6つ項目を挙げてみました。
1.「品があると言われる人の特徴、共通点①」
→ 周りの人の気持ちに、配慮している
2.「品があると言われる人の特徴、共通点②」
→ 常識を押さえている
3.「品があると言われる人の特徴、共通点③」
→ マナーを押さえている
4.「品があると言われる人の特徴、共通点④」
→ 習慣・慣習を押さえている
5.「品があると言われる人の特徴、共通点⑤」
→ エチケットを押さえている
6.「品があると言われる人の特徴、共通点⑥」
→ 建設的な行動を取るよう心がけている
それでは解説していきます。
1.周りの人の気持ちに、配慮している
そもそも、「品がある」ということの大前提は何でしょうか?
それは、周りの人の気持ちを害さないところからはじまっています。
人間は集団で生活するうちに、法律のほかに一般常識、共通認識、暗黙のルールといったものを自然と持つようになっています。
したがってそれらを逸脱してしまうような行為をすると、周りの人には「あれ、なんかおかしいぞ?」という気持ちを持たれることとなります。
「品がある」ということの始まりは、周りの人から「あれ、なんかおかしいぞ?」の反対、「そうそう、それって正しいよね。」という共感を持たれるところから始まるのです。
「品のある行動」というものは、周りの人の感情、感覚への配慮の結晶であると言えるでしょう。
2.常識を押さえている
特徴1において、「周りの人の気持ちへの配慮」を挙げました。
そして、「あれ?なんかおかしいぞ?」という感情を持たれないことが重要と説きました。
その実践としてまずはじめに重要なことが、常識を押さえることです。
常識を逸脱すれば、あっという間におかしな人の出来上がりだからです。
品性のひの字もありません。
「じゃあ、常識ってなんなの?」という疑問が湧きましたでしょうか?
ここでそれらを具体的に書ききることは容易ではありませんが、例を挙げましょう。
1.あいさつをしない
2.ゴミを道ばたに捨てない
3.信号を無視しない
いずれも驚くほど常識です。
自分の行動に対し、常にそれがこれまで培ってきた常識に沿っているか、確認することが非常に重要です。
自分さえ良ければ良いという考えの人は、到底品が良い人にはなり得ません。
3.マナーを押さえている
常識については、世間一般の大人であれば、それまでの生活の過程である程度自然に身に付くでしょう。
それらを守る、守らないは本人の心がけ次第となります。
続いて、品があると言われる人の特徴に挙げられるのが、マナーを押さえるという点です。
マナーは、ある程度自ら学びにいかないとわからないこともあるでしょう。
マナーについても、その量は膨大でここでは書ききることができません。
以下に抑えるべきマナーの種類を記載しますので、自身が該当する行動を取るときには、あらかじめ学んでおくようにすると良いでしょう。
- 挨拶のマナー
- ビジネスマナー
- 冠婚葬祭のマナー
- 他人の家、建物に伺った時のマナー
- 食事のマナー
- 言葉遣いや通信のマナー(手紙やメール)
- 乗り物のマナー(車や電車のほか、エレベータ等を含む)
- 交通のマナー
- 共用施設を使うときのマナー(公民館、あるいはトイレなど)
10.振る舞いのマナー(ハサミの渡し方や、咳やくしゃみをする場合など)
およそ複数の人が接触する時や利用する場所において、その行動方法について守るべき作法と言えます。
これらは、自ら学びにいかないと知りえないこともあります。
適時、書籍やインターネットで調べておくようにすると良いでしょう。
4.習慣・慣習を押さえている
マナーと同様に聞こえるかもしれませんし、本質的にはマナーと同様のものであると言えます。
ただし、マナーよりも注意力を要するのであえて挙げておきたいと思います。
具体的に何が違うかというと、自身が身を置く場所によって、常識やマナーが変わってくるという点です。
このことに対し認識を持っていなければなりません。
たとえば、関東と関西ではエスカレーターにおいて、空けておくサイドが左右逆です。
とある業界では、訪問の際に贈答品をもっていくことが常識であっても、別の業界ではタブーということもあります。
自分が身を置く場所が変わった際には、その業界や空間内にて正しいとされる行動様式が変わる可能性があるということにアンテナを張っていなければなりません。
品がある人は、そうしたことにしっかりとアンテナを張っている人と言えるでしょう。
5.エチケットを押さえている
「マナー」と「エチケット」という言葉は、ともに「礼儀作法」という意味を含んでいます。
そのため使い分けが非常に難しいとも言えますが、今回の説明におけるエチケットとは、衛生性を含んだ行動ととらえてもらえればと思います。
つまりは、清潔感があることと言えます。
具体例を挙げると、下記のようになります。
- 衣服やクツが汚れたり色褪せたりしていない
- 入浴や洗顔、手洗いうがいを励行している
- ヒゲやうぶ毛の処理ができている
- ツメが切られ、磨かれている
- 歯が磨かれ、黄色くなく、口も臭わない
品があるということが、他人を不快にさせない行動・状態であると述べました。
清潔感があることはとても重要な要素と言えるでしょう。
6.建設的な行動を取るよう心がけている
最後の特徴6は、一番難しいことかもしれません。
人間は生きていると、ときには予期しないことに巻き込まれるものです。
そうしたときの対応の仕方によっても、品があるかないかが分かれます。
こちらもまたすべての事例を挙げることはできませんので、いくつか例を挙げてみてみましょう。
- 他人の悪口を話す場に居合わせたら、それに迎合しない
- 人と人とのいさかいを見たときに、便乗しない。あるいは仲裁する。
- 物事がうまくいかずにイライラすることがあっても、周りの人に伝播させない。
- 他人を注意すべきときがあっても非難するのではなく、どうすれば良いのかを言う。
- 自分に非があるときに素直に認め謝罪したり、他人の責任に転嫁しない。
つまり、マイナスの雰囲気を作らないように心掛けることが大切と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は品のある人の特徴について6つの項目を見てきました。
端的に言うと、周りの人の気持ちに配慮し、「常識」「マナー」「慣習」「エチケット」を押さえ、建設的な行動を心掛けるということでした。
それぞれの内容は多岐にわたりますが、ゆっくりでも構いません。
ひとつひとつを押さえていくことで、あなたの中に品性が生まれてくるはずです。
品性のある人は、日々さまざまな事象に対して勉強している人と言えるでしょう。
以上
と、いうお話でした。
コメント