家族と仲の良い人の共通点、特徴
今回のテーマは
「家族と仲の良い人の共通点、特徴」
と、いう内容でお話をさせてもらいたいと思います。
家族というと、あなたはどんなイメージを持つでしょうか?
あなた自身の家族のイメージをそのまま当てはめてしまったりするのではないでしょうか。
すなわち良い家庭環境で育った人は、「家族」と聞くと暖かいイメージを持ちます。
その一方ですさんだ家庭環境で育った人は、「家族」と聞いても必ずしもポジティブなイメージを持てなかったりします。ネガティブなイメージや、あこがれはありつつも自分には手に入らないもの、といったイメージを持ったりします。
そんななかで今回は、「家族と仲の良い人の共通点、特徴」について見ていきます。
今回はテーマに沿って5つ項目を挙げてみました。
1.「家族と仲の良い人の共通点、特徴①」
→ 親が道徳心を持っている
2.「家族と仲の良い人の共通点、特徴②」
→ 親が子供に対して関心を寄せている
3.「家族と仲の良い人の共通点、特徴③」
→ 世帯収入が一定以上ある
4.「家族と仲の良い人の共通点、特徴④」
→ 子供が、一人っ子ではない
5.「家族と仲の良い人の共通点、特徴⑤」
→ 子供が親に感謝している
それでは解説していきます。
1.親が道徳心を持っている
家族と仲が良いということは、すなわち父と母と子の仲が良いということです。
両親がケンカばかりしていたら、子供の立場からしても居心地は悪く、親と仲良くはしづらいでしょう。
片親とのみ仲が良い例ももちろんありますが、まずは両親の仲が良いことが円満な家族の土台となります。
夫婦仲が良いということは、両親が一定以上の道徳心を持っていると言えます。
なぜならどちらかが浮気をしたり、ギャンブルにはまったり、面倒くさがりであれば到底夫婦仲は続かないからです。
家族と仲が良い人の特徴の1番目としては、その人の両親がある程度模範的であるということが挙げられます。
2.親が子供に対して関心を寄せている
当たり前のことかもしませんが、愛情を注がれなければ子供もまた両親に対し愛情を持ちません。
愛情を注がれなかった子供はどこか歪んでしまったり、あるいはグレてしまうという行動に出ます。
反対に両親が子供の面倒をしっかりと見て、ときに励まし、ときに叱る場合には、子供も親に対して愛情を持つようになります。
親がしっかり子供の面倒を見るということは、それだけ親と子のコミュニケーションも多くなりますので、家族と仲が良いひとつの要因となります。
放任主義の家庭で、それでも家族と仲が良いケースというのはあまり見られません。
お互いに干渉しないということは、それだけコミュニケーションが少ないからです。
3.世帯収入が一定以上ある
「お金がすべてではない」という話はよく聞きますし、貧乏であっても仲の良い家族はあります。
「貧乏子だくさん」という世帯もあります。
しかしながら、そうした家庭の子供は総じて自立心が強く、大人になると早めに家を出て行ってしまいます。
自立した子供が親と仲が良いかというと、そこまでに至らないケースが多いです。
苦労や我慢をした思い出が多かったり、かけてもらった愛情が分散されてしまっていたりするためです。
家族と仲が良い人の家は、必要最低限以上の暮らし向きを維持できる世帯収入があることが多いです。
父親の給与が足りずとも、母親が共働き等で世帯収入を支える場合にも円満であることが多いです。
もちろん、母親の方が夫の収入に対して不満を漏らさないといった節度ある行動が必要です。
最低限度以上の暮らしができていることも、家族の仲の良さには必要なことと言えます。
(お金持ちすぎても、親の働きのありがたさが分からない場合があるので、非常に難しい問題です。)
4.子供が、一人っ子ではない
家族と仲の良い人は、愛情を受けて育てられたケースが多いということはこれまでに述べてきました。
しかし、愛情を受けることに慣れすぎて当たり前のように思っている場合、話は違ってきます。
一人っ子の場合は要注意と言えるでしょう。
兄や姉、あるいは妹や弟がいる人は、ときに我慢することを覚えたり、愛情が自分だけに注がれて当然のものではないということ学んだりします。
しかし一人っ子の場合は、こうしたことを学ぶ機会が極端に少ないため、わがままを言い続けたりして必ずしも家族の仲が良くないという場合があります。
話が少しそれてしまいますが、少子化の兼ね合いもありますので、子供は二人以上いる家庭の方が望ましいかもしれません。(あくまで著者の偏見です。ご容赦ください。)
5.子供が親に感謝している
仲が良いということは、お互いを想い合うところから始まります。
特徴4に書いたとおり、親の愛情を当たり前のように思っている人は、親とは仲良くありません。
甘えているだけです。
大人になる過程において、親の愛情が当たり前のように得られるものではないという気付きや学びを得たときにはじめて、家族との仲は深まると言えるでしょう。
このことは、学校の先生が教えてくれるケースが多いです。
たとえば部活動をしているときに、その部活に専念できるのは誰のおかげかよく考えるように求める顧問の先生は多くいます。
子供自身が、育ててもらえることを当たり前と思わなくなってはじめて両親への愛情が強まり、家族との結びつきが強くなると言えます。
親の愛情と、子供側の感謝なくして家族の仲の良さは成り立ちません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「家族と仲の良い人の特徴」について、5つの項目を見てきました。
家族との仲は長い年月を経て構築されるものです。
家族と仲が良い人は、家族でない人とも良い関係を構築できるケースが多いです。
その理由は、自宅のなかにおいて既に良好な人間関係とは何かについて学んでいるからです。
良好な家族関係は、たしかに望んで手に入れられるものではないかもしれません。
しかしあなたが家族を作っていく際には、これらの特徴を良く認識しておくとよいでしょう。
まずはあなた自身が節度を持ち、愛情を与えるところからはじまるのです。
以上
と、いうお話でした。
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