『人間の表と裏は本当にあるの?』
『人間の表と裏は本当にあるの?』
と、いうテーマで今回はお話ししていきたいと思います。
まず結論から言わせていただきます。
結論: 各個人が勝手に定めた基準による、人間の裏と表は存在するが、その個人が多くなればなるほど薄れていくので、結果として存在しない。
と、いうところなのですが、結論 を見てもしっくりこない人も多数いるだろうと思います。
では、これから説明していきます。
まずそもそも、人間の”表”と”裏”ってなんなの?
人それぞれ色々な定義があると思いますが、一般的に多く人が
・人間の表面=”親しい人間” に対する、目に見える良い部分
・人間の裏面=”親しい人間” に対する、目に見えない自分自身が知らない相手の悪い部分
みたいな感じだと思います。
なので、この記事もその定義で話していきます。
まず、そもそもなのですが、その”親しい人間(相手側)”というのは、あなた自身が一方的に親しいと思っているだけで、あなたが思っている”親しい人間(相手側)”は、逆にあなたのことを”親しい人間(あなた)”というカテゴリーには置いていない可能性があります。
もちろん”親しい人間”という基準も人それぞれ違うので、相手側から見る”親しい人間(あなた)”だからこそ,その”親しい人間(あなた)”基準の”裏”の部分を見せたくない と、いうこともあります。
と、いうことはもう少し、深堀りした言い方をすると、あなたにとっては”裏”であっても、あなた以外の人間にとっては”表”という可能性もあるのです。
逆に突き詰めていくと、あなたが知っている その”親しい人間”の”表”というのはあなた以外の人間からすれば”裏”である可能性もあるのです。
では、どんな状況で、どんな理由で”表”と”裏”という面が割れてしまうのか?
理由は色々とあると思いますが、やはり
・お金の事情
・異性との交流
この2点が多いと感じます。
僕は職業がBAR経営ということもあり,常日頃カウンターの中に立ってますが、やはり上記2点が絡むと、お客様のモードが変わるのが目に見えます。
個人的にですが
・お金に揺れることが多いのは女性
・異性に揺れることが多いのは男性
という印象が強いです。
例えばAさんという人がいるとします。
Aさんのその姿、行動、振る舞いというものは、Aさんの”親しい人間”からすれば”裏”であっても、その姿を何度も目にしている僕からすれば、もはや、その Aさんの姿、行動、振る舞いに対して”裏”という概念が薄れていき”表”という概念に移り変わっていくのです。
むしろ、周りの人たちからすれば、Aさんの”親しい人間”の基準で言う”裏”という部分は、初めから”表”なのです。
じゃあ結局のところ、その人の本質の部分というのは、どこに属するのかという話になってくるのですが、”表”+”裏”=本質 だと思います。
全部含めてその”人間本人の本質”なのです。
ということで、ここで、もう一度前半で伝えた結論を言います。
結論: 各個人が勝手に定めた基準による、人間の裏と表は存在するが、その個人が多くなればなるほど薄れていくので、結果として存在しない。
見極める力というのは大切ですね。
以上
でした。
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