説明上手な人の特徴、共通点
今回のテーマは
「説明上手な人の特徴、共通点」
と、いう内容でお話をさせてもらいたいと思います。
あいつの指示はわかりやすい。
あいつはプレゼンが上手く成約率が高い。
会社で評価の高い人物は得てしてコミュニケーションに秀でた人が多い傾向があります。
本人が伝えたい内容を過不足なく説明できる。
一人で取り組む仕事よりも同僚の力を少しずつ借りて作り上げたものの方がより大きな成果が得られやすいですよね。
それに社内でだけでなく取引先との関係性を良好に保つことを可能にします。
そんな説明上手な人の簡単なポイントが実はあります。
今回はテーマに沿って4つ項目を挙げてみました。
1.「説明上手な人の特徴、共通点①」
→ 具体的な固有名詞を出す
2.「説明上手な人の特徴、共通点②」
→ 緩急をつける
3.「説明上手な人の特徴、共通点③」
→ 置きざりにしてない?
4.「説明上手な人の特徴、共通点④」
→ 伝わるために必要な話は省略しない
それでは解説していきます。
1.具体的な固有名詞を出す
「ねぇ、ねぇ!あの書類、明日までに机に置いてといて!」
たくさんの案件をかかえ忙しい時間帯、上司にこう言われたので返事をした後にわたしは我に返りました。
ちょっと待って、あの書類ってどれ?最近頼まれた書類よね?明日って明日の何時まで?
机っていうけど上司の机でいいのよね・・・そうよね上司が私の作った書類確認したいって意味よね。
聞こうとしたけれど上司は足早に営業へ出てしまった。
私にもこんな経験があります。
結局この指示では正確なことはわからなかったので私は後程落ち着いた時間帯に確認の電話をすることになりました。
これでは私もですが上司も二度手間です。
説明上手な人ならどういう言い方をしたでしょう。
「昨日任せた〇〇の書類、明日の9時までに僕の机に置いておいて!」
とこんなところでしょうか。
説明上手な人は話の中に具体的な固有名詞や数字を交えてお互い誤解のないように話します。
あなたのこれやあの辺りとわたしの考えているこれやあの辺りは違うかもしれませんからね。
なるべく具体的に話すと伝わりやすくなります。
2.緩急をつける
そして説明上手な人はよく話に緩急をつけます。
それはなぜかと言うと人は長い話を高い集中力を保ち続けながら注意深く話を聞くことができないことを知っているから。
だからと言って話を短くしようと営業に行った時やプレゼンする時に「うちの商品を買ってください!」「うちの商品は優れているのでうちに決めてください!」と端的に言って成約!となるのはわずかな確率ですよね。
なので緩急をつけて大事な話は聞いてもらえるようにするのです。
声の大きさで緩急をつけて一番聞いてもらいたい話をする時は声を低くゆっくり話したり。
話の内容で緩急をつけて商談の前に雑談をしてリラックスしてよい印象を持ってもらい商談をしやすくしたり。
校長先生の話がつまらなく感じるのは緩急がないから。
(いえ、私が知らないだけで説明上手な校長先生もきっといらっしゃるかもしれませんが)
だらだらと話し続けて言いたいことを詰め込むよりは大事な話に的を絞って緩急をつけることを意識した方が取引先の記憶には残っているものです。
3.置きざりにしてない?
さきほどの話にも出てきましたが人は長い話を高い集中力を保ち続けながら聞くことはできません。
そしてそもそも話している内容が興味のない内容だったら余計そうです。
そんなの当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、話す側に回るとこれがしっかりと抜けちゃうものです。
私は深い理由はありませんが、以前からカヌーやカヤックが好きです。
友達といる時体験できるところがあればやってみようよと誘い、ゆくゆくはマイカヌーが欲しいと思っているほど。
だけどカヌー体験あるからやってみようと誘う時ついやってしまいます。
ねぇ、カヌーってあぁやってパドルを使って自分で進んでいくのだけど・・
つい嬉しくて一方的にわーっとしゃべってしまいます。
そう人は長い話を高い集中力で聞けないってわかっているのに!
しかも友達にとってカヌーって興味ないだろうってわかっているのに!
もう完全に友達置き去りにして一人で話を飛ばす。
説明上手な人ってこういうことしません。
途中で話についてきてない友達にちゃんと気づきます。
ごめん、私カヌーが好きでさ!つい嬉しくなってしまって。
と自分のこともちゃんと説明できるくらい客観的ですよね。
4.伝わるために必要な話は省略しない
自分のことも説明できるぐらい客観的というのは説明上手になるために大事な考え方です。
私はカヌーが好き、友達はあまり興味がない。
それを踏まえたうえで話をするということです。
同じカヌー好きならどんなに話しても差し支えないですが、興味のない友達に話す時には話し方を変えなければなりません。
パドルってなんのこと?と知らない言葉があるかもしれません。
だとしたらわかりやすく簡単にパドルとはどういうものか説明しないと話が伝わらなくなってしまうからです。
これはビジネスの上でもありうることです。
あなたはその分野に詳しくてそれを部下や取引先の相手に説明するときに専門用語を使って話すなら簡単にその言葉を補う説明を付け加える。
なぜそんな話になるのかもっと基礎の部分も相手が理解してなければ、説明しなければならないかもしれません。
相手はどれくらい知識があるのか客観的に見て伝えるためには必要な話を付け加えてわかりやすくする必要があるのです。
まとめ
大事なことはあなたが伝えたい相手がどうような人物かによって説明の仕方にバリエーションを増やしていくことです。
相手の立場になってものを考えることはより説明が伝わる言い方へブラッシュアップするきっかけになることでしょう。
説明上手な人は気をつけていることは実は当たり前で誰にでもできること。
説明をしている最中にはっと思い出せるかどうかです。
まずは私が一番に実践したいと思っているのは一人で突っ走って話し過ぎないようにそこからやっていこうと思います。
以上
と、いうお話でした。
コメント