周りから愛される人の性格、特徴
今回のテーマは
「周りから愛される人の性格、特徴」
と、いう内容でお話をさせてもらいたいと思います。
すべての人は、他人になにかを求めています。
ほとんどの人は相手に好意を求めたり、自分自身を受け入れて、認めて欲しいと思っています。
あなたもきっと人から愛されて、認められる存在になりたいと思っているのではないでしょうか?
今回の記事では、周りの人から愛される人の性格や特徴について紹介します。
それらを知り、今後のあなたの行動に反映させることで、きっとあなたも周りの人から愛され始めることでしょう。
「愛される」というと少し大げさかもしれませんが、少なくとも今のあなたより、明日のあなたの方が魅力的になっているはずです。
それではさっそく、見ていきましょう。
今回はテーマに沿って5つ項目を挙げてみました。
1.「周りから愛される人の性格、特徴①」
→ 愛される人になるためには
2.「周りから愛される人の性格、特徴②」
→ 周りの人に対して、好意を持っている – 返報性の法則
3.「周りから愛される人の性格、特徴③」
→ 人に対する接触回数が多い – 単純接触効果
4.「周りから愛される人の性格、特徴④」
→ 周りの人をほめる – 自発的特徴返還
5.「周りから愛される人の性格、特徴⑤」
→ オープンである – 開放性の法則
それでは解説していきます。
1.愛される人になるためには
「人から愛される」ということとなると、その人の顔や表情、キャラ(性格)などといった先天的なものが要因になっていると思ったりしていませんでしょうか。
確かにそういった面もあるかもしれませんが、実は後天的にそうした素養を身に着けることは可能ということが、現代では分かっています。
良い人間関係を作るカギは、人間の習性についてしっかりと学ぶことです。
人間の習性をよく理解してはじめて、自分の在り方を、周りの人が望ましいと思うものに変えていくことができます。
2.周りの人に対して、好意を持っている – 返報性の法則
周りから愛される人は、その人自身も周りの人のことを愛しています。
これは考えてみれば当然のことかもしれません。
自分のことを嫌いな人間を好きになるケースは、かなり稀なことでほとんどありません。
アイドルとオタク、美男美女とそのストーカー、王様王女様と腰ギンチャクくらいでしか成り立ちません。
愛される人は、周りの人を愛しているからこそ、愛されるものなのです。
これは人間の心理における「返報性の法則」と呼ばれるもので、好意や恩を受け取ると返したくなるという心理作用が働いています。
あなたも、まずは自分が周りの人を好きになる努力を始めることで、周りの人から好きが返ってくるということを理解しましょう。
3.人に対する接触回数が多い – 単純接触効果
人間は、接触する機会が多いとその人に対する好意が増しやすいという習性があります。
これを「単純接触効果」と呼びます。
むかし仲が良かった人とでも、会わない期間が長くなると、だんだん会うのがおっくうになることはありませんか?
周りから愛される人は、進んで人に声をかけ、意識的あるいは無意識的に会う機会を増やしています。
現代はメールや無料通話でお互いの用を済ませてしまうことができますが、それだけでは人との仲は深まりません。
周りから愛されるためには、自ら意識的に相手に声をかけ、たわいない雑談であっても重ねていくことが必要です。
4.周りの人をほめる – 自発的特徴返還
周りの人から愛される人は、他人の悪口を言いません。
むしろ素直に、「あの人のココが素晴らしい。」「あの人はこんなところがスゴイ。」と言うことが多いです。
そうした明るい雰囲気が周りの人に伝播するわけですが、実はここにも人間の心理特性が働いています。
難しい言葉ですが、心理学用語で「自発的特徴返還(じはつてきとくちょうへんかん)」と言います。
具体的に説明すると、たとえばAさんが「Bさんって責任感があって優しいよね。」という話をCさんにしたとします。
するとCさんは、Bさんのことについて話を聞かされているのに、Aさんのことを優しくて責任感があるというふうに錯覚してしまうのです。
この人間の習性について、実は正確なメカニズムは解明されていません。
ただこれは逆のパターンも重要で、もしAさんがBさんのことを「アイツってバカで使えないよなー。」とCさんに言った場合、Cさんは「Aさんがバカで使えない人」という印象をもってしまう可能性があるということを意味します。
そんな小難しい心理学を知らずとも、誰かの悪口を言わず、素直に他人を褒められる心のゆとりがあることが、まずは大事なことと言えるでしょう。
5.オープンである – 開放性の法則
自分自身のことを他人に開示している人の方が、相手からは好かれやすいです。
人と仲良くなりたければ、自身のプライベートな話を伝える方が好感を持たれやすいでしょう。
これを開放性の法則と言います。
秘密にしていることが多かったり、あるいは恥をかくことを極端に嫌ったりすると、周りの人からは近づきづらくなってしまいます。
加えて自身のことについてオープンにするときに、自慢話よりも失敗談やズッコケ話の方がより相手の好意もひきつけやすくなります。
お笑い芸人などは、その良い例でしょう。
人は、自らを安心させてくれる存在に好意を持つものだからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
周りに愛される人の特徴を記載してきましたが、実は人間の心理的習性がもろに反映された結果に過ぎないことがわかります。
あなた自身にも、上記の法則に則って自身を変えていくことで、周りから愛されるようになる可能性があるのです。
すぐに結果が出るとは言いません。
しかしそれでも、まずは1人でも多くの人に対し、あなたが好意を持つところからはじめてみてはいかがでしょうか。
以上
と、いうお話でした。
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